レンジフードの油汚れ

レンジフードや換気扇が吸い込む油を長く放置すると、換気効率の低下と共に油が垂れ落ちてきたり、フードのカバー・フィルター等の塗膜を「油の酸化反応」により表面の塗装が剥げることもあるのです。

右の写真を見て下さい。フィルターやカバー内部の塗装部分は、例えエコ洗剤でも塗装が剥がれてしまいます。何もしなくても自然に剥がれます。

酷い場合は、フード表面の塗装も簡単に剥がれます。

塗装面が弱いと判断した場合は、お客様へご説明と承諾を得てから作業を行います。この様な状態になる前に、定期的にレンジフードのクリーニングをご利用下さい。

レンジフード分解洗浄

メーカーや製品にもよりますが、一般に数多く普及している大きなフードで覆われたブーツ型と呼ばれるタイプのレンジフード場合は、右写真の様に分解して隅々まで洗うことが出来る構造です。

フィルターやファンだけを外して洗う、お掃除屋さんも少なくありません。当店では無理なく分解できる製品は分解してから隅々までキレイに洗浄しています。

分解・洗浄・組立と時間はかかりますが、逆流防止用の換気弁まで外してクリーニングが可能です。
また、スリム型やフラット型では出来ませんが、全てを取り外すと箱の中は空っぽの状態です。

ファンカバーの中と換気弁

下の写真は、換気扇内部のカタツムリのような形をしたファンカバーの中に溜まった油です。

これだけ溜まると悪臭や害虫が集まる原因になります。

上の写真の丸い部品は、ファンの吸い込む力で開いたり閉じたりする逆流防止換気弁です。

写真のように油汚れでこびり付くと、料理の煙や臭いが家の外へ排出されません。

ファンの力で開くことが出来なくなるので、とても重要な役割を果たしています。中のファンカバーを取り外さなければキレイに出来ない部分です。

ステンレス製のレンジフード

ステンレスの薄型レンジフードのクリーニング後です。

写真の様に光沢のある仕上がりになる条件は、使用年数が経っていない時期からクリーニングする事。

油汚れで素材が傷む前の洗浄がお勧めです。

また、何でも強いアルカリ洗剤等で洗うお掃除屋さんに依頼していない事が大切です。

素材を無視して、短時間で終わらせるために強い洗剤を使うと、素材が焼けて輝きが戻りません。

素材に対する洗剤選びも大切なんです。

お願い・注意事項

下記の場合、クリーニングを請ける事が出来ない場合がございます。ご依頼前に必ずご確認下さいませ。

• クリーニング当日には、清掃箇所から物を移動させておいて下さい。
• 作業時間は素材・汚れ具合によって異なりますので、ご了承下さい。
• 素材によっては完全に除去できない場合がありますのでご了承下さい。
• フードカバーなどは分解洗浄するので、作業スペースを確保して下さい。
• 製品によっては、完全に分解できない場合があります。ご了承下さい。
• 油汚れが酷い場合は、塗装面が剥げる事がございます。ご了承下さい。

レンジフードクリーニングの価格

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