シンクの再生研磨

再生研磨の仕上げには、大きく分けて「鏡面仕上げ」と「ヘアライン仕上げ」の2つがあります。

当店の仕上げは、主にヘアライン仕上げです。理由として、一般にシンクのステンレスの厚みは約1mm程度と
言われています。そのため深い傷は除去できません。それでも1方向へ流れを作るので、軽い傷も目立たなくなり、キレイに光沢のある仕上がりが出来ます。ただし深い傷は除去出来ません。

ちなみに当ページで掲載している写真は、全てヘアライン仕上げです。前の人の使用感を消して無意味にギラギラ
した鏡面にし過ぎず、ステンレス本来の自然な仕上がりが理想です。これで十分キレイです。

一方の鏡面仕上げ。深い傷をも削り、最後にバフで研磨をすると顔まで映り込む程ピカピカになります。
しかし当店では、鏡面仕上げを推奨していません。その理由は実用性が全く無いからです。ステンレスを深くまで削って鏡面にしても、使用するとすぐに傷だらけになります。水垢もすぐに付きますよ。

また鏡面仕上げの場合、研磨で取りきれない傷や、研磨後の傷は余計に目立ちます。つまり鏡面仕上げは単なる
パフォーマンスであって実用的ではありません。後は、好き嫌いで判断して下さい。

当店のシンク再生研磨による「ヘアライン仕上げ」は、ご依頼者様から喜びの声を多く頂いています。
如何ですか？十分キレイでしょ？勿論、水だって弾きます。深い傷も目立ちません。研磨だけですよ。

そして、ステンレスシンクの再生研磨で、どのような仕上がりになるかは作業を行う職人さん次第です。
手法も美的感覚も作業時間も異なります。当然、安請け業者さんでは対応できません。

キッチンステンレスシンクについて

一般にキッチンのシンクに使用されているステンレスには、オーステナイト系の18-8ステンレス・SUS304と、
フェライト系の18ステンレス・SUS430の二種類があります。

どちらも耐食性に優れ、耐薬品性にも強い特性を持っていますが、家庭用キッチンのシンクに使われいるステンレスの厚みは約1mm。無理に何度も研磨を続ければ、耐久年数が短くなるのは明白です。

それでも、次の人を案内するモデルルームや、以前の使用感を無くしたい中古物件を購入された方には、
美しく艶やかに仕上がったキレイなステンレスのシンクは魅力的ですよね。当店にお任せ下さい。

オプション対応になりますが、喜んで頂けるステンレスシンクの再生研磨をしています。

お願い・注意事項

下記の場合、クリーニングを請ける事が出来ない場合がございます。ご依頼前に必ずご確認下さいませ。

• ステンレスの天板部分は対応外です。
• シンクの仕上がり具合は、ステンレスの素材・使用年数で異なります。
• ステンレスの腐食・重度のサビ・ヘコミ・深い傷などは、再生研磨でも対応できません。
• シンクの再生研磨の目的は光沢復元です。傷や劣化・腐食などを修復する作業ではありません。
• 規定サイズ以外の大きさのシンクは御見積が必要です。詳しくは下記をご参照下さい。
• 新品に戻る訳ではございません。あくまで汚れと浅い傷を取り、光沢を復元させる作業です。
• 不動産屋・管理会社・リフォーム会社・建築関係からのご依頼は固くお断りしています。

家庭用キッチンシンクの研磨の価格

※注　上記以上のサイズの場合は、お見積りが必要です。

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